今年のクリスマスはナンか違う

渋谷に代官山に原宿と私用で動き回ったが、車の駐車場探すのに大変だった。しかもクリスマスにドンピシャなのでどこも凄い人人人。震災とか不景気とかの反動をビビッドに感じた。決してマイナスなバイブレーションではなかったなあ。生きている間に楽しもう、という考えがあるのは人間らしいし、活気のある瞬間だと思う。しかし。
日本人は何故もこのように意味のすり替えで楽しめるのか?みたいな違和感は残る。第一クリスマスは宗教的な行事で、世界中が既に「年度末にお疲れ様を楽しく」みたいになっているから、逆らったりしないけど、余りにも軽くてついて行けない。正月の初詣の行列に重々しさを感じるから、本音は「正月の前の理想の前夜祭」的な感じか。
年末にはデビッド・シルビアンか。で、近作をまとめて代官山の蔦屋に借りに行ったが、凄い人。「OTONA計画」大成功。他の書店もこれの影響が今後出るだろうなあ。3号館の2階もチェック。「加藤和彦展」も展示中。


デビッド・シルビアンを未だに「ジャパン」のイメージで見ている人がいるなあ。仕方ないけど、あれは約30年以上前で、今では商業的なスタンスに流されない理想的なアーティストの1人。こういう作り手がアーティストであって、芸能人で嬉しい、みたいな感じのミュージシャンとはちょっと違うなあ。