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朝青龍が追放されてから相撲は全く見なくなった。今日まで本場所始まっていたのも知らなかった。/CX木曜22時からのドラマ「それでも、生きてゆく」が昨晩で最終回だった。幼児殺し事件の被害者家族と加害者家族の関係を現実的に向かい合わせて、これほど熱く面白く見させてくれたドラマは久しぶりだ。こういうドラマは70年代、手慣れた誇張の手法が多かったが、劇としての構成が巧みだった。「それでも〜」は、誠実な作り手の態度に非常に好感が持てた、というより「今の時代」にあった作品作りを感じた。事件の大波をかぶったふたつの家族が15年の暗雲から晴れ間が見えた時に、(主人公が)替えし損なったレンタルビデオを急に思い出してビデオ屋に行くラストに作り手の気持ちがこめられていた、がボクには少し照れくさかったなあ。双葉(満島ひかりさん)の美しさは回を追う毎に光っていった。カメラマンが力いれて撮っていたのがバレバレでした。/ルキノ・ヴィスコンティの作品『ルートヴィヒ』を録画したが、約4時間の大作で、テレビで見る映画じゃないな、で消す。フィルムで観る映画ってことだ。/最近はモノクロ映画に凝っていて、単純に集中して見れるので好き。あまり音楽さえ気にならない。音楽もほぼいらない映画もある。これはテレビ向き。ヘンリー・フォンダ主演作品見たい。/何故もああ韓国モノばかり見る人が多いのかって思っていたら、とうとう勃発。まさかデモになるとは思わなかった。英国では相当真剣な状況になりつつある。キムチが世界中に出回っていく。アフリカやインドには相当時間はかかるだろうが、今の日本やイギリスの段階になれば不可能な事ではないと思う。ただその頃は韓国モノではない別なモノが流行ってると思う。/某音楽番組にゲストで出た時のことであった、座った席の前に台本があり、ボクの名前とこれから喋る言葉が書いてあった。何も知らされていないボクは、一瞬で、これに従って進むのが業界的な正解だと気がついたが、敢えてその通りに喋らなかった。2人の司会者は知り合いで二人とも困った様な顔にも見えたし、良くあることだと対応していたようにも見えたし。この人も「のっからない人なのね」って烙印を押されたのも知りながら1時間喋った。「テレビは井戸端会議に乗っかる=参加して、前提として否定しない集団」というニュアンスのことは随分前から聞かせれていたが、こういうことだったのね、「だからテレビが嫌=出演しない」って人がボクの周りに多い訳なのね。これを前提にテレビを見ているといろいろわかってくる。おすぎとピーコはしぶといなあ。