Davy

David Bowieは、最近の何かの記事ですっかり創作意欲が減退、と書いてあって非常に心配している。
で、家にあった10数枚のアルバムなどを一気に聴いた。
わたくし事ですが、10代の頃にプロでバリバリのグラフィックデザイナーと出会い、彼が「良い物は一見簡単そうに見えるけど、どうやって出来ているか簡単にわかんない方が良い。不思議さが大事なんだよ」って言われた。これは今の今まで自分の基軸になっている言葉で、David Bowieの音楽にも当てはまる。不思議な音楽をものすごい量と同時に作り出していた。

作れない時に無理矢理作らないし、作る時はものすごく作る。

David BowieはDavid Jonesが本名で、あのモンキーズ(The Monkees)のあのデイビーと同じだったから名前を変えたと昔聴いた覚えがある。アルバム「Pin-Up」の女子はあのツイギーだった。

今日のデビッド・ボウイ10曲
1_クリスタル・ジャパン(日本のCF用のインストナンバー)
2_HELDEN(ご存じ「ヒーローズ」のドイツ語歌唱版)
3_グローイングアップ(「Pin-Upsの再発時にボーナストラックでブルース・スプリングスティーン作)
4_「Sons of the silent age」(Roxy Musicで歌っているような曲)
5_Moonage daydream_40年前の曲というより10年後の曲って感じ。
6_Stay_こういう曲は日本人には出来ない。肉体的な高揚感があって凄い。
7_the Secret life of Arabia_ロバート・フリップのギターが独創的で多重人格的な歌と相まって不思議。
8_Breaking Glass_イーノに感化された曲。
9_Kooks_固まっていないで固まっている。イギリス的でもあるし、アメリカンフォークみたいでもある。
10_ミック・ジャガーとの「Dancin( in the street」よりティナ・ターナーとの「Tonight」の方が好き。