This is not Beer.




アルコールなしのビールに「未来の21世紀生活」を感じる。「未来の〜」とは、かつて僕らが小さい頃に思っていた「未来=21世紀=宇宙的な生活=健康的・清潔・知的」といったある種短絡的な未来像。このニセビールにそれを感じる。今までのは不味かったので、騙されなかったが、これは何となく完成に近づいた、と思わせる部分も「未来的」。が、いけないのは缶のデザインに生活感が出過ぎ。郊外のパーキングエリア辺りのイメージか、出来れば宇宙の片田舎とか、見たことの無いデザインが良い。
飲んだビール缶をスキャンしてコレクションしていたら、気がついたことがある。デザインの細かい部分がドンドン変更されている。店頭での効果や内容の更新などかと思われる。2年で100種類以上になってしまった。ハッキリ言って種類が多過ぎる。僅差の銘柄ばかりで味も大差なし。