Magazine and Book #2

「雑誌と本の棚から」第二弾。白夜書房発行の「写真時代」は、世の中の裏街道に一気に照明が当たったようにエロが芸術チックに風に乗って出てきた。と言っても小学館の「写楽」が作った写真雑誌という道の二番手というポジションは変わらなかった。そして不思議な位マイナーな仕上がりに妙な親近感さえ持っていた。が、しかし、堂々たるエロ街道まっしぐら。隠そうとしない姿勢は「写楽」より立派に見えた。久しぶりに雑誌を見て、「写楽」より感覚的に今っぽいと感じた。ちなみに確認のため言っておくと表紙は松本伊代