Lady sings Blues


You Tubeでもいまだにアップされていない浅川マキの動いている姿が見える唯一の記録か。収録元は1984年の池袋文芸座と京都・西部講堂のライブ。バックは渋谷毅(Piano)、川畑民生(Bass)、後藤次利(Bass)、本多俊之(Saxophone)、つのだひろ(Drums)、近藤等則(Trumpet)、セシル・モンロー(Drums)、向井滋春(Trumbone)、飛田一男(Guitar)という面々。モノクロ写真の最も似合う女性シンガー。田村仁さんの作品で井出情児さんも撮影で参加している。歌に「冬の日本海が見える」とでも言うか、フィルムで言えばTRY-Xの1600増感の粒子のバラ板プリントとでも言うか、そんな風景が見える歌である。このビデオは2004年にはDVD化されているが、1993年に浅川さんから頂いたVHSなのでこのままVHSで観たい。
浅川さんと話した事で印象的だったのは、青山マンダラで演奏後、「コーヒーの価格が気に入らない」と。演奏する小屋(ライブハウス)の雰囲気は特に好き嫌いがハッキリしていた。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B5%85%E5%B7%9D%E3%83%9E%E3%82%AD