Beck Again


珍しく続けてベック。大抵の(国内盤)アルバムのインナーに略歴が添えられているのは、目紛しいバンド遍歴とこのギタリストらしいスタンスを表している。この人ほどギターを取ったら何も残らない人はいない感じがする。別にギターを取らなくて良いので、好きなようにしていたらいつまでもギター弾いていいそうな感じ。多分初めて弾いた瞬間から上手かったんだろうな。70年代を聞き直していると、ヤン・ハマー(マハビシュヌ後)とのセッションの中ではこのライブ盤が良い。バックに回った時も冴えてるし、随所にキレたソロがちりばめられている。ハマーの様なバックもサイドもソロも出来て幅の拾いプレイヤーだとベックも生きる。70年代イギリスで多くの素晴らしいギタリストが排出した要因は何だろうか。続いて聞いてみたいのが、ロビン・トロワー、ジョン・レンボーン、キング・サニー・アデ、ニール・ヤング、ライトニング・ホプキンスいってバンドはキャンド・ヒートあたりからレイ・ドーセットのバンド名は何だったか?/中学時代日本人の名前よりこういったミュージシャンの名前、つまり外人の名前の方が遥かに多く覚えていたなあ、ってことを今思った。/続けると、エイドリアン・ブリュー、ポール・コゾフ、ロン・ウッドも行ってみたい。年末代決算的に出した感じでした。/イギリスに絞るつもりがアフリカ迄行ってしまった。アジア人がいない原因は大体わかっている。偉そうですが、仕方なし。