White city London


最近は何かの作業をしながら「ビデオの編集」をしている。同時にやるのが集中できる。この2週間ほど80年代に集めたものや録画した物を(ダビングしながら)随分見たが、80年代という時代は音楽だけでいうのと映像ではエラク違う。こんな妙なカッコをしていたのか?とか、こんなギャグは意味不明だ!とか、盛り沢山な「ズレ」があるのが凄く可笑しい。しかもビデオ・ソフトがヤタラ高い。今に比べると貴重なものだったのだが、それ以上に買う価値があったということのデータが、思い出せない友人の名前と同じ脳のハードディスクのフォルダに入っている。
今の時代では作ること自体難しそうな題材、と思った次に今の時代の不自由さも思う。例えばピート・タウンシェンドの映像作品。内容は、The Whoのアルバム「四重人格」を映像化した映画「さらば青春の光」の20年後、とも中のインタビューで言っている。舞台になった「ホワイト・シティー」という場所は戦後作られた公営団地でその街の変貌を感じながら育ったタウンシェンド氏が真面目な性格も有って作られた作品とも思う。