Just it up-Jass-Jazz


夏だ!ライヴだ!(かつて)夏の定番ジャズフェスだったのが、読売新聞社主催のこの「Live Under the sky」(1977年〜)。当時在籍していたデザイン事務所(Breakfast)でパンフを制作していた。B4/中綴じ/48ページ/カラー+1色。僕が入社直前作(1981年)。
ADは故杉本英介氏、グラフィックは秋山政美氏と野本卓司氏で、イラストを大竹伸朗氏が手掛けている。(現在麻布十番タケニナガワギャラリーでコラージュ展第二弾「貼貼」開催中)大竹氏は表紙以外にも中ページでダイナミックな作品を5点描いている。
当然出演者も凄い。1日目からSonny Rollinsのバンドで幕開けし、2日目がChick Coreaバンド、3日目以降はStanley Clark&George Dukeのユニット、Paco De LuciaChick Coreaがゲスト出演と続き、最後はCalros Santana&Herbie Hancockスペシャルバンド。このバックを勤めるのは、Ron CarterTony WilliamsWynton Marsalis、Armand Peraza 等。
70年代は、僕の守備範囲だったロックに限らずソウルやジャズも凄い人がイッパイいた。個人的な感想で言えば、60年代は長嶋茂雄を代表にした日本プロ野球のメンツにゴツイのがイッパイいた。それに引き継いだ感じで70年代のジャズもゴツかった。マイルス・デイビスを始めとした技術・個性・気合の三拍子揃った人が何故もこのようにジャズに集まったか?