ルキノ・ヴィスコンティ

1982-3年頃に発売された「ルキノ・ヴィスコンティの映画のための音楽」を集めた3枚組みボックスをテープにダビングしていたものをキャプチャー〜曲毎に編集しノイズを取り、音も少しだけコントロールしてみたが、元々の録音が悪かった。自分にまだまだノイズを完全に消す技術と機材がない。友人から借りたか、の元レコードが欲しくなる。いろいろ探してみたがCD化は見あたらず、で中古レコードで探すしかないか。案外すぐに手にはいるかもだし、意外に安かったり、なんてこともあるので、この夏休みの課題としておく。映画もこの夏に重点的に見たくなった。
こういう大人の映画音楽を渋谷でオーケストラでビルの上で大音響で流したら皆ビックリするだろうなあ。それは辞めた方が良いとして、夏にこういう優雅な演奏会を都内の公園でやったら良いのに、と思う。ニューヨーク・セントラルパークなんかでは毎年あるよなあ。渋谷だとアニソンか?平野綾って凄いもんなあ。
ポスターは1971年作品の「ヴェニスに死す」最初に見たのが高校生の時のこの作品。凄い強烈な匂いのする香水を吸い込んだような眩暈があった。数年後に名画座でも数回見た。安くて2-3本で7-800円だったか、ドアが開く度にトイレが臭くて、正座で弁当食っているヘンな親父が弁当直後に大イビキで寝ていたり。その中でもアンデルセン少年の美しさが俗世を遮断してくれていた。