偉大な生きている英国人


Martin Newellの「The Greatest Living Englishman」1994年作のCD盤。

Martin Newell & The Cleaners From Venusの「The Spirit Cage」2000年発表のLP盤。
モジュールという雑誌を編集発行している時に、イギリス音楽の探究者I氏に近作CD紹介をお願いしたら、1994年発行の第2号に「The Greatest Living Englishman」(図版上)を紹介してくれた。アンディ・パートリッジ制作の本作の素晴らしさに感服。簡単に言ってしまうとビートルズ以降の純粋培養したイギリスのポップロックXTCの後継者。「Hello Goodbye」のようなドリーミーな感じ。イギリスの「普通人の格調」の格好良さに関してはビートルズよりもそれは際だっていて、逆に言うと「地味」。マーティンは詩人みたいだから仕方ない事で、それにアンディ・パートリッジがカラフルに仕上げて僕らはやっとポップロックとしてキャッチできる感じかなあ。後期XTCが好きな人で英国ロックが好きな人にはお勧めですね。