塗って塗って描いて描いて



墨絵で描いた絵が「何か足りない」というのは失敗作ではなく、「色を足せば良い」のだと気がつき、パステルを擦り、絵の具を使って塗って、クレヨンで塗りまくる。と「完成」ではなく、描いて見える「次」の入り口が見えてくる。間違えも見えるし、良いところも見える。指の「指紋」が消えて、描いてない若い人にせせら笑いも、中島みゆき「ファイト」の気分で飛ばすのだ。