26 Double Trouble
この二枚は説明のしようもないのだけれど、何故こうなったのかは聞いてみたい。


エルビスのはこういうデザインが出来る様になった象徴的なデザインだ。レタリング時代(タイトルは手描き文字)の1956年なのだが、デザインの歴史を知る者として、画期的な時期と思う。ライブ写真を使うのも、思い切っているし、文字組も当時の先端というか大胆なデザインを表すには、個性的なデザイナーだったに違いない。とにかく、メーカーも「勝負」とばかり力が入ってる。
一方、クラッシュだけど、ライブ写真にどういうデザインかで考えた揚げ句、ジャケット通の誰かが50年代リバイバルの時代性もあり、安易というか決意というか、コンセプトの時代の後押しもあって、決まった様な,気がする。全て推測です。ま、当たっているだろうけど。
クラッシュは好きじゃないのだが、「London Calling」は名曲だけど、ロックじゃなくてポップ過ぎてるなあ、と思ってる世代なので、ジャケットも都合が良過ぎて「若いヤツはダマせても」という感じで感心しない、というのが本音です。といってもコレも35年以上も前のジャケットです。
くどいですが、パロディはクラシックにはなれない、というのはボクの心情でもあります。