16_Roxy Music
「レコード・ジャケット」という単語に即座に反応するミュージシャンは、Roxy Musicだな。テレビで動いているイーノを始めて見たからなあ。


はっぴいえんど」が好きで福生に住んでいたミュージシャンの友人は、「Roxyみたいなチャラチャラしたのが好きな君は〜」で、「聴いた事ないけどさ」だって。(笑)

セカンドのジャケで彼らが単なる「ゲテモノ」じゃなく、確信犯とわかった。エナメルのスタイリングのアマンダ・リアが、黒豹を引き連れている。それを見ているブライアン・フェリーは、「ダサイ」を堂々としているところがファッションリーダーぽかった。

この頃からRoxyは独自な世界を繰り広げて行く。「グラムロック」の確立を感じさせた。

「いかがわしさ」と乱暴なビジュアル作り。

80年代に入ると俄然アッパーになっていく。

「アヴァロン」は「アナログレコードの世界最高の音質」のアルバムとして名高い。ジャケットもカッコいい雰囲気だから、わかった様な顔をしないとマズいって感じが当時はあった。

解散後に出たライブアナログ盤。活動をやめた途端にジャケットも勢いを失った。そういうもんです。 
2015.4.19