BEER CAN

夏だ、ビールだ、とかいう気分も何故か盛り上がらず。どういうわけかビールの缶を眺めていたら缶によっては毎年少しずつデザインが違う、というのに気づいた。デザインの小さな部分にこだわる人ほどこういう部分が気になる筈。効果や売り文句の違い程度だが、売る側が迷っているのもよくわかる。「味のわかる人しか飲んではいけません」的な強気の作戦もほぼ見ない。その中で、迷いながらも堂々としたデザインがサッポロだ。スーパードライみたいなイケイケでもなく、キリンラガーみたいに偉そうでもない。独自なところに惹かれる。ボディーの白が一番個性的で黒とゴールドの使い方は上手いというより、時間がたって馴染んだようなデザイン。「生」という書体も多分、10年に一度はマイナーチェンジしているかも。