24_Russell Mills ラッセル・ミルズはロンドンのアーティスト。WIREのブルース・ギルバートとグラハム・ルイスとの交流は知られていて、と言っても80年代アンダーグランドに興味ある人限定か。彼らと制作したアルバムはボクも82年にロンドンから戻った絵描き…

23_Ginger Baker あのCreamのあのドラマーは、イメージ的には「鳥」。言葉が通じない、あの「鳥のような目」のお方。 その昔、四国でのライブで観光を案内した知り合いが間近でみた「ジンジャーは鳥みたいに怖かった。」と言っていた。(笑) 新作もすごい目…

22_Vaughan Oliverヴォーン・オリヴァーは同世代の英国グラフィッカー。前は「23エンヴェロップ」というチーム組んでいたけど、その頃の作品はグローバルになる前でイギリスっぽくてロンドンっぽくて良いなあ。耽美派で知られるグラフィッカーも以前はシュー…

21_Stevie Wonder スティーヴィーと言えばワンダー。地球の音楽のシンボル的存在だ。人間を宇宙に連れていくならスティーヴィーでしょ?マイケルもきっと彼には敵わないと思った時期があって頑張ったとワタクシ的には確信している。それほどの天才。歌は個…

20_Yutaka Sakano 先月、坂野豊さんの写真展のお手伝いをした。その時、本当に久しぶりに沢山写真を見せてもらったので、坂野さんと制作したジャケットをチョイス。 最初は「冨田靖子」さん。まだ完全アナログの時代で、7インチシングル、12インチアルバム、…

19_絵本のような 最近のバンドでジャケットに猛烈な熱意を感じるのが、「Panic at the Disco」だなあ。 これを見たとき、あのロジャー・グローバーの「1974_The Butterfly Ball And The Grasshopper's Feast」を思い出した。グローバーがDeep Purpleのピー…

18_Depeche Mode ジャケットというより音楽のグラフィックで写真と言えばオランダ人カメラマン、アントン・コービンは有名で、会った時も世界中からオファーが来るから「事務的に対処しているけど、音楽を聴いていいな、と思うと予算はなくても引き受けてし…

17_1980年のピコピコ これ全部1980年のピコピコムジクDAS! どれも思い出深いなあ。でも、特に、はゲイリー・ニューマンかなあ。

16_Roxy Music 「レコード・ジャケット」という単語に即座に反応するミュージシャンは、Roxy Musicだな。テレビで動いているイーノを始めて見たからなあ。 「はっぴいえんど」が好きで福生に住んでいたミュージシャンの友人は、「Roxyみたいなチャラチャラし…

15_海賊盤 最近でもディスクユニオンとかで「プライベート盤」というネーミングで堂々と売ってますが、中身がわからない&値段もそこそこで不安かかえたまま購入ってドキドキで、レコードの醍醐味なんで辞められないって人の話を聞いた事がある。 コレはツ…

14_加藤靖隆ジャケット作品 スーパーデザイナーの故・加藤君はとにかくどん欲で、「すごい」が好きだった。すごい格闘技「プロレス」すごいデザイナー「横尾忠則」すごい「ビートルズ」の単語を耳にしただけで興奮しちゃう人だった。プロのデザイナーではな…

13_ソノシート 朝日ソノラマがレコード収集の第一段階だった。 赤いビニール盤であります。ペナペナで簡単に折れちゃうくらいの安っぽい感じですが、普通のレコードは「大人用」で子供達はこれでガマンしなくちゃいけません。 手塚、藤子、石森という巨匠漫…

12_Nippon 70's ニッポンのジャケット特集、と言いたいところだけど、まだまだ勉強中。 ニッポンの音楽の60年代は「黎明期〜憧れの海外」70年代は「実験期〜やってみなはれ」80年代は「模倣期〜まだバレない真似」90年代「オリジナル追求期〜海外にゃ負けて…

11_Andy Warhol アンディ・ウォーホールのジャケット制作と言えば「Sticky Fingers」と「Velvet Underground」の2大名作が有名だ。音楽通なら知らない人はいない(筈)。音楽自体は聴いた事がなくても、一度は検索で目にした事があるであろう程、広く知られ…

10_PIL Public Image Limitedは、ピストルズが肥大し変質し凡庸になった不思議なバンドであった。 これはセックスピストルからマルコムが手を引いてライドン君が着替えて出て来た場面というジャケットですな。 しかし、トニー・レヴィンの影響か「音響系」の…

9_Pink FloydとKing Crimson 中学生の頃はZeppelinばかり聴いてて、高校生になってプログレだ。今じゃ考えられないけどプログレは音楽界の上位独占だった訳で、ELPがグランドファンクの次に後楽園球場ライブだし、Yesのアルバムは3組ライブ盤が1位だし。その…

8_上野耕路 このアルバムは、「Music For Silent Movies」1985年発表。「音楽のないサイレント映画のための架空の映画音楽」だ。 カメラマン清水隆俊さんが、それに映像を制作した。つまり、「音楽のないサイレント映画のための架空の映画音楽の3曲にイメー…

7_フランク・ザッパ ザッパ先生が52才でなくなってもう随分時間が経って,今じゃあの息子が「フランクの曲を弾くよ」とか言ってツアーやってる。ザッパが20数年で60枚のアルバムを発表して大所帯でツアーして、飛行機の中で曲を書いて、裁判や社会活動にも…

6_アート・リンゼイ アートは今やブラジル音楽の大プロデューサーになってしまいましたが、彼が偉いのはギターだな。そのギターを始めて聴いたのが78年の「No New York」で、DNAを含め4バンドがもの凄いインパクトで登場した。当時感化されたボクは作品まで…

第5弾_奥村靫正さん 奥村サンはジャケットデザインを「分野」にした人だと思う。それまで専門などいなかったのだが、欧米ではヒット作にロジャー・ディーン、ヒプノシス、PPS等の作品が目立ってきて、70年代後半にはメーカーも真剣に考え始めていた。まだ外…

第4弾 ヨコオさん ニッポンのジャケットデザインと言えばここ40年で一番有名なのは、SANTANAのライブアルバム「LOTUS」だろう。作品そのものが出て来た時にまず思ったのは「これは真似が出来る範囲じゃない」ってことだった。その時は学生だったので、ね。 2…

第3弾 ミック板谷さんGONTITIのアルバムジャケット「Devonian Boys」ジャケット制作で尊敬している同世代の作家と言えばミック板谷さん。ボクより少し年上で、ボクより大分先にデビューしていて、未だに先を走っている先輩でもある。なので、後ろから長い間…

第二弾 「Radio Fantasy」1981年ギタリストでサウンドクリエーターの土屋昌巳がリーダーだった「一風堂」の1981年のアルバム。ヒット曲「すみれ September Love」はこの翌年。 初期は化粧系で後期は80年代を代表する個性的な音を出していたジャパン(デビッ…

第一弾「DOOPEES」1995年 ジャケットのキャロちゃんが可愛いドゥーピーズの1stアルバム。ドゥーピーズ(DOOPEES)はヤン冨田さんのグループで、正確にはユニットとかプロジェクトでしょうか。六本木にヒルズが出来る前にあった「WAVE」(ウェイヴ)で話題盤1…

2015年より「COVER ART by Designer's Choice」になりました。LPやCDのジャケット・アートを専門に取りあげていきます。宜敷くです。

ヤツの死から3ヶ月経って妹さんから誘いを受けて某中華料理屋に行った。付き合ってくれたのはヤツが最後に最も仲が良かった2人とその夫君。妹さんは友人の遺影をテーブルの上に置いた。ヤツの家族、ヤツの友人達、ヤツの好きだった食べ物、ヤツの行く場所、…

大河ドラマ「軍師官兵衛」が来週で最終回と思ったら選挙で順延。ここで、番組の感想。 主役_岡田准一_時代劇で問われる「顔」と「間」、で言えば天職とも言える「役」だった。このドラマで見直した役者が多かったなあ。 時代劇がなくならないのもよくわか…

談志の言葉は道しるべ也 「現実は正解である。現実は事実だ。」 酒場で現状を嘆く酔っぱらいの愚痴のピンぼけ具合に「喝」を入れたい心境になった家元か。 「修行とは矛盾に耐える事。」 誰かに就いて一方的な服従関係に耐える。理不尽な事の連続。5年やり遂…

Face Bookは海外の人から進められて始めたのが随分前で、英語ならまだしも、で周りでやっている人がないし、Face Book以外もいろいろあったので、一回中止。再び始めたのが数年前。急激に広まったので、使わないわけにはいかなくなってきたのだ。見て見ると…

印刷とグラフィック・デザイナー

グラフィックデザイナーは基本的には「紙に印刷された感触が好き」と「目に見えるモノなら何でもOK」とでは随分違う。僕は以前は後者だったが、最近は前者。僕はカラー再現された写真と文字が同一次元になっている感覚が好きだ。別々に歩んで来た「写真」と…