毎日描いて




描いてばかりいると家から出ないであっという間に時間が経つ。腹が減るとか、雨が降ってきた以外が気がつかない場合がある。映画の予約も忘れそうになるし、友人たちとの待ち合わせも危ない。忘れたことはないが、危ない。
資料整理は以前は自宅以外に倉庫や事務所などに移動しないといけなかったが、今では1箇所で済むので、便利だけど、運動不足に成る。なので、決まった曜日に水泳することにする。
音楽業界に中学時代の水泳部の先輩に、「水泳やっているんですか?」「いけないねえ」でも、中学時代と体型が同じ。きっと節制しているんだろう。
何かに夢中になってやるのはいいけど、すぐに度がすぎる悪い癖というか習性があるのは肝に銘じている。

塗って塗って描いて描いて



墨絵で描いた絵が「何か足りない」というのは失敗作ではなく、「色を足せば良い」のだと気がつき、パステルを擦り、絵の具を使って塗って、クレヨンで塗りまくる。と「完成」ではなく、描いて見える「次」の入り口が見えてくる。間違えも見えるし、良いところも見える。指の「指紋」が消えて、描いてない若い人にせせら笑いも、中島みゆき「ファイト」の気分で飛ばすのだ。

切ったのを描いたのに貼る



これはシミュレーションではなく実物です。シルク印刷のための作品はまだまだ。で去年の色付き作品を再構成。
思うようにできない時の方が意外な良いのができる場合が多い。シンプルな気持ちで作っているからだと思う。「良い作品」などと、思うこと自体が良くない。ただ黙々と描けば良いのだ。

貼り絵


顔を分解、つまり描いた絵の顔をカッターやはさみで顔を切っているとフランケンシュタイン博士のような違法な手術をしているような気分になる。もっと悪い異常な科学者のようにならないといけない。まだまだ甘いということか。